革の厚みを測るときに使用するノギスの選び方について、今回はお話しします。
私はノギス選びにたくさん失敗してしまいました。
そんな経験をシェアしたいと思います
Contents
バッグ、ハンドメイドで使用するノギスの選び方【総論】
- デジタルノギス
- 測定範囲100ミリ、最小表示0.01ミリ
- 日本メーカー
- 購入先はAmazon
- サムローラー付きがオススメ
- 長く使いたいなら、トラスコ TDN-100
- 初心者で、まずは試しにであればSK11 SDV-100
デジタルノギスを選ぶ
アナログは読み取り誤差が生じやすいので、デジタルノギスをお勧めします。
電池を交換しなくてはいけないデメリットはありますが、誰でも簡単に読み取ることができます。
デジタルノギスは測定範囲100ミリまで、最小表示0.01のものを選ぶ
測定範囲は100ミリまでのもので充分です。
それ以上のものは大きすぎて使いにくいと思います。
あと最小表示は、必ず0.01までのものを買うようにしましょう。
縫い代の革の漉きは、小数点第2位の厚み0.58を目指します。
日本メーカーのものを選ぶ
何点か中国製のものを買いましたが、ことごとく使い物にならなくなりました。
軸が曲がったり、うまく測定できなくなったり。
アマゾンで安い中国製がたくさん出てきますが、それらはあまりお勧めできません。
デジタルノギスは精密機械なので、ある程度予算を払ってでも日本メーカーを選んで購入したほうがいいです。
Amazonが良い
ショップはアマゾンが1番お手頃だと思います。
サムローラー付きがお勧め
サムローラーとはこのことを言います。
ノギスは材料を挟み込んで測量しますが、力の加減で誤差が出ます。
サムローラーがあると平均的な力のかけ具合で測量することができるので、誤差が少なくなると思います。
微妙な動きはサムローラーはとてもやりやすいです。
内径を調べるときも、サムローラーがあると非常に便利です。
私が選ぶオススメ、デジタルノギス
いろいろ購入してきましたが、総合的に1番使い勝手が良いのが
トラスコ TDN-100 です。
ヘッドが大きいことと、AUTO ON機能が付いていない(スイッチオンボタンを押す必要がある)が気になるところですが、そのデメリット以上にサムローラーが断然使いやすいです。
おそらくOEMで新潟精機が作っていると思います。
ただし、少々お値段が高めです。
新潟精機のものも持っています。
価格面で言うと、SK11 SDV-100 デジタルノギスはお手頃です。
3000円ちょっとで購入することができます。
充分使えます。
本気で行くなら、トラスコ
初心者でまずは試しにということであれば、SK11をお勧めします。
バッグハンドメイド、ノギスの選び方【まとめ】
以上、まとめると
- デジタルノギス
- 測定範囲100ミリ、最小表示0.01ミリ
- 日本メーカー
- 購入先はAmazon
- サムローラー付きがオススメ
- 長く使いたいなら、トラスコTD N-100
- 初心者で、まずは試しにであればSK-11 SDV-100
愛着のある道具を持てば、断然やる気も出ますので、ぜひ参考にしてください。
絶対できる、上手くなる(^^)v
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